日本人の虫歯率が高いことを知ってました?
子供ではなくて、「大人」の。
1日3回磨く習慣があっても、
虫歯対策に力を入れている北欧の国スウェーデンには敵わないんです。
医療も発達している先進国の日本でどうして??
と、ショックを隠せません。
スウェーデンと日本の歯磨き事情の違い、
その答えは、歯磨き粉に含まれる成分にありました!
虫歯予防に効果がある「フッ素」とは?
フッ素と言えば、聞いたことがあると思います。
フライパンのフッ素加工のこと!?
・・・まあ、そうなんですが、歯にも効果があるんです。
「フッ素」は世界的にも虫歯予防に効果があると言われています。
それは、「歯」自体を強くしてくれるから。
歯みがき粉の「フッ素」成分が歯にしみこむことによって
日々歯から溶け出してしまうカルシウムを逃がさないようにしてくれたり、
そもそもの質を強くして、酸で溶けるのを防いでくれたり、
虫歯菌の働きを弱めてくれたりするんです。
すごくないですか!?
でも残念ながら、日本で販売されている市販の歯磨き粉には
この「フッ素」が含まれていないものもあるんです。
1,000ppmとか950ppmと書いてあれば、そこそこ入っているほう。
日本では薬機法という法律が厳しいので、
あんまり高濃度のフッ素が入っている磨き粉を販売することができないんです。
それでも、2017年には緩和されて上限が1,500ppmになりました。
ですので、現在市販で販売されている磨き粉で配合率が高いものは
1,450ppmとなったわけです。
フッ素「1,450ppm」入っている、市販の歯磨き粉3つ
医療機関では、もちろんこの数値以上のフッ素が用意されています。
それはお医者さんの判断で使う薬みたいなものなので、
私たちが一般に手に入れられるものは現在1,450ppmものが最高となります。
そんなの売ってたっけ・・・?と思う人も多いかと思いますが、
ドラッグストアに置いてある見覚えのある商品にありました!
ライオン クリニカアドバンテージ
ドラッグストアでも売っている、最安値のおススメ歯磨き粉!
見たことがありそうなパッケージですよね。
市販品でも最高の1,450ppmを配合した新商品です。
Amazonではなぜか、1,000ppmの旧商品が送られてくることもあるようなので、気を付けてくださいね。
普通の歯磨き粉より泡がたちにくいのですが、
電動歯ブラシにはピッタリ。
コスパ最高なので購入者多数!
- 普通のクリニカより汚れが落ちやすい感じがする
- 味がきつくないから磨きやすい
などといったリピーターの声が多数でした。
ライオン デント チェックアップスタンダード
同じライオンの製品。
ちょっと聞いたことのない名前かな?という商品。
- 少ない泡立ちだけど優しい味
- ソフトペースト&ジェルだからフッ素が広がる
などといったキャッチフレーズで、よりフッ素が歯にしみこむのを強化した商品。
こちらも低発泡で泡がたちにくく、低刺激なので
しっかりと長時間ブラッシングできるという特徴があります。
- 歯科衛生士です!医院でも使っているのでもっと広まってほしい!
- 今ではほかの市販品を使うとミント味が強烈すぎて無理!ってなります
などなど、特徴的なのにクセになる製品のようです。
サンスター バトラーエフペーストα
3つ紹介している中では一番お高め。
しかも、一番泡立ちが良いです。
泡立ちすぎて、電動歯ブラシには不向き。
効能として虫歯の予防以外にも
- 歯肉炎・歯周炎の予防
- 口臭の防止
- 歯を白くする
- 口内を爽快にする
などの効能も期待できる、万能系。
知覚過敏が良くなってきたというレビューもありました。
さいごに
いかがでしたか?
「研磨剤」というホワイトニング成分を抑えて、
歯の強化をメインに特化した歯磨き粉と言えますが、
健康のことを考えればぜひ使うべきです。
美味しいものを食べるためには、歯がしっかりしていないと
噛んでもおいしくないですよね。
歯は骨と一緒。一生ものです。
これからでも遅くないので、しっかりケアしていきましょう!